2013.12.06(fri)
『エストニアとラトビアの紙』展始まります。
『エストニアとラトビアの紙』
期間:2013.12/11(水)〜29(日)(月・火定休日アリ)
時間:13:00〜21:00(日曜は20:00まで)
場所:ハチマクラ店内
古紙が混ざったいわゆる再生紙には
つるつるとした高級紙にはない「味」があります。
その「味」のある再生紙は今「味紙」や「くず紙」とよばれたりしています。
私もその「味」のある紙が好きで
古紙のごみが多いほど萌えてしまいます。
が、今の日本で味紙はほとんど手に入りません。
作っていないのです。
なのでかなり古い紙を探したり、
海外の発展途上の国で見つけたりしています。
注意深く探していると工業用紙で見つかることもあるのですが
ロットが大きくて小売店が太刀打ちできる量ではありません。
こうして日々、味のある紙を探しているのですが、
今まで仕入れてた国でも経済が発展したり民主化が進むにつれ、どんどん高級紙が増え、いい「味」を出してる紙が本当に少なくなってきました。
しかしやっとありました!
今回仕入れたメーカーは、なんと古い紙幣なども混ざった
理想的な再生紙を使った紙雑貨を作っていたのです。
なぜこれを日本で作れないのか?と紙屋さんに聞いたら、単純に需要がないから(笑)ということでした。ほんとですかー?(うちには味紙を求めてる方ばかりが来客されるというのに…)
いい味だと思うんですけどねぇ…。
そこで、ロシアや東欧に強い本郷の雑貨店ミッテさんにご協力頂き共同仕入れすることが出来ました。
バルト海に面した北国エストニアとラトビアから、日本にまだほとんど入って来ていないメーカーの素朴な紙雑貨をぜひお披露目したいのですー。
商品の一部ですが、古い紙幣がまだらに入ってとてもいい雰囲気を出しています。写真ではどうもうまく写りません…はがゆい。。
なのでぜひ現物を見に来てください!
今回のDMは、ラトビア商品のひとつでもある編み模様のブックマークを模して作っています。
このDMに使った刺繍編みのミトンや靴下、紙雑貨、食器などクリスマスにぴったりの雑貨もいろいろ並びます。
その他古い絵本やポストカードなど貴重な紙雑貨も。
再生紙と言っても商品はとてもきれいな色で使いやすいファイルやノートだったりします。
ぜひぜひ実用に取り入れてみてください。
いつ作られなくなってしまうかわかりませんよー。
お待ちしております〜〜
本郷にある小さなヨーロッパ雑貨店
Mitte→★
東京都文京区本郷3-33-3 本郷ビル4F
営業時間:14時頃-19時頃まで【※不定休】
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