2024.08.26(mon)
『紙博in東京』に参加します
またここの存在を忘れてました。
カレンダーはまめに更新してるのですが…
先日は『紙博in京都』にたくさんご来場頂きありがとうございました。
宣伝はもっぱら★インスタになってきてるので
イベント情報はぜひそちらをご覧ください。
『紙博in東京vol.9』
会期:2024年9/6(金)~9/8日(日)の3日間
時間:9:00〜17:00(最終日は16:00)
場所:東京都立産業貿易センター
台東館4、5、6階展示室
入場料:前売り券1200円(特典付)
当日券1500円
※前売り発売中
海外の作家さんも増えて、過去最多の120組以上が集まります。
今回の目玉は、インスタでもご紹介した新作の赤ちゃんクロモス。
ずいぶん前にアンティークのこのクロモスを販売してたのですがあまりの可愛さに手元から消えるのが悲しい、保存するだけじゃなく実際に使ってみたいという思いが強くありました。
課題は当時の石版印刷を現代の印刷技術でどう復活させるか…
復刻シリーズでお世話になっている信陽堂さんがまたもや頑張ってくれました。
せっかく今作るのだから背面はシールにしたい。
本物はシート状でしたが、使いやすそうなロール状はどうだろう…と半年以上試行錯誤してやっと完成しました。
どうしても再現難しかったのは紙。
いつも紙には悩まされます。
本当はもっとペラペラしたツヤのある紙でもう少し全体がふっくら湾曲しています。
シールにしたことでどうしても台紙が硬く平坦になってしまいます。本体のツヤを出すためニスも試しましたが肌が濁ってしまう。
そこでできるだけ艶のある紙に変え、本物にはないエンボスを加えて最終的に特色3色+エンボスという仕様で落ち着きました。
本当にいつも面倒な実験に付き合って頂ける信陽堂さんには感謝しかありません。
試作のロール。最初の1つだけ剥がしにくですが台紙を残したままにすると2つ目からはスムーズです。シールになっているのであとは引きちぎるように切り離します。
左が今回復刻したシール。右は以前販売していたアンティークの赤ちゃんクロモス
↑本物です。
↑今回の復刻。綺麗すぎないよう版ズレもわざと残しました。
大阪では準備した在庫ぎりぎりで完売しましたので東京はもっと頑張って準備します。パッケージのように封緘的な使い方がしっくりくるように思いました。たっぷり270baby以上あるので最近はメモやお手紙にもペタペタ貼って遊んでます。他にもこんな使い方があるよーというのがあったら教えてください。
1ロール¥2420(税込)限定300個。
ぜひ紙博会場へ見に来てください。
だいぶ本物に近くできたのではないかと自負しております。
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